6月の梅雨入り前。
盛んに鳴くカッコウに急き立てられ、大豆畑の準備が始まりました。
「風の庭」の昼食では、ロケットストーブで味噌汁を作ります。
その味噌は、毎年子どもたちで仕込んだもの。
今年は自分たちで大豆を育て、味噌作りをする計画。
他にも少しづつ野菜も自給していけたらいいなと考えいます。
農に詳しいスタッフ、シンゴのサポートで大豆の種まき開始です。
子どもたちへ蒔き方の説明をするシンゴ。
ここは自然農の畑なので、耕さず蒔く場所だけ草を刈ります。
まずはお手本。
子どもたちも習ったとおりに種まきを開始。
30センチ間隔で、3粒づつ蒔いていきます。
炎天下の中、黙々と作業をしていました。
蒔いたら土をかぶせ、手でポンポンとたたき、最後に刈り取った草をかぶせます。
みんな真剣です！
種まきの最中、突然「あっ！」と声をあげる4歳男の子。
何かを発見した様子。何のサナギでしょうか？
手にとってじっくり観察。
今度は、七色に光る不思議なミミズを発見！
みんな興味津々で集まってきました。
光りの加減で、きらきらと虹色に光ります！
畑作業をしていると様々な虫や生き物を発見します。
まだまだ自然界には、見た事もない植物や昆虫がたくさんいるようです。
みんな頑張って、種まきを終えました。
芽が出て、順調に育ってくれることを願いつつ…。成長が楽しみです！
〜種まき終了後はオオムラサキセンターへ〜
森を探索しながら、途中川遊びへと発展。
岩に座って川を眺めていたら、草舟作りをしようということに…。
早速、草舟に良さそうな葉を探します！
黙々と草舟作りに没頭する子どもたち。
完成した草舟にニコリ。
川に流したときに自分のだとわかるように、草や花でアレンジ！
こんな草舟もありました。うまく浮いてくれるかな？
「レディ〜ゴー！」
いよいよレースが始まりました！
途中で沈没する舟や、流れに乗る舟、レースバトルが繰り広げられます。
どうしたら早く流れるか…それぞれ工夫し草舟を改良し何度もチャレンジしました。
草舟作りに夢中で、あっという間に解散時間が迫り慌てて帰路に。
大豆の種まき、森散策、草舟大会と盛りだくさんなフィールドワークとなりました。
土笛の構造を絵に書いて説明。
では、粘土でどのような形にすると音が出るのか？
お団子にした粘土がみるみるうちに笛になっていきます。
そして吹いてみると、ピーッという音が！
早速粘土が配られ、土笛作りの開始。
どのような形にするか、色々と考えながら粘土をこねています。
みな集中しながら、もの静かに土笛制作に取組んでいます！
完成した自分の作品に名前を掘ります。
個性溢れる土笛たちが出来ました！
廻りから少しずつ小枝に火を着け、徐々に温度を上げていきます。
十分に温度が上がったら、太めの薪で温度を一気に上げて焼きしめていきます。
火入れしてから約4時間。
自分で作った土笛を探し、音が出るか試してみます！
直ぐにピーッという音が出ました！
どれも世界にひとつしかない、形も模様も個性豊かな土笛たちの誕生です。
最初に、子どもたちにも分かりやすいように「菌」の世界の話しをしてくれました。
そして、出来た
子どもたちも興味津々。
ほんのり甘くて、野草の良い香りがします。
今日は1日「菌のり〜」と呼んでね。
いよいよ野草摘みの開始。
あちらこちらと摘みに走ります。
大人たちも袋一杯に摘んでいます。 
カゴ一杯に摘んだ野草。
そして摘んだ野草を手でもみながら水洗いします。 
水洗いした野草をシートの上に集めてみます。
この大量の野草を刻むのですが、子どもたちは嫌がるだろうな〜と思っていましたが、みんなやる気満々。
大量の野草が見る見る内に刻まれて行きます！
刻んだ野草と果物を瓶の中へ。
それぞれ発酵を促すための糖質（
始めに小松さんが、
まず小松さんが、火きり臼と火きり棒の使い方を説明してくれました。
そして子どもたちにバトンタッチ。
次の人は回転が止まらないように、上で準備をしています。
30分くらい子どもたちだけで頑張りましたが、なかなか火種が出て来ません。
続いてウージ。煙が上がり始めました！
ようやく火種が出ました！ みんな興奮しています！
10歳男子が代表で、麻の繊維の中に入れた火種をグルグルと回します。
煙がピークに達した瞬間、大きな火の塊が現れました！
炉の枝に着火！
火吹きで、火を大きくしていきます。
子どもたちも火が消えないように必死で吹きます！
突然、火起こしが成功して気が緩んだせいか、
スタートしてから直ぐに、疲れた〜と10歳男子。
この日はスリングに入った3ヶ月の赤ちゃんも一緒です。
天の河原に到着！
たった20分ほどの登山ですが、景色は最高です。
絶景の中でのお弁当タイム。
急斜面を慎重に降りて行きます。
4歳の男の子も頑張ってます。
下山してから、新たな学校のフィールドになる予定の大泉の森の下見へ。
綺麗な沢の流れに子どもたちは大喜び。
色々な遊びが始まります。
木の枝で作った、いかだ。
捕まえたカエルを乗せて流し始め、みな大興奮！
カエルもいい迷惑です。
いつも思いますが、子どもはなぜこんなにも「水」が好きなのでしょうか…？
この新たな森のフィールド。
朝の会の後、早速作業に取りかかります。
まずは花壇の場所を決めます。
雑草や古い根をカマで刈り取ります。
スコップやクワで土を柔らかくします。
4歳児たちも張り切って作業をしています。
今回植える花は、「
場所が決まったら、ポットから花を出しシャベルで植える作業。
寒さ対策の藁をかけて完成！
昼食の後、記録の作業が各々始まりました。
そして、それぞれの記録を発表。
みんなの前で、自分が感じたことを、自分のことばで伝える。
そして他の子たちは、その話しに耳を傾け、聞く。
毎回この単純なワークの中に、子どもたちのコミュニケーションの可能性を開花させる大切なタネが隠されているのを感じ、細川ご夫妻の深い導きには大人たちも学ばせて頂いております。
まあるい学校ではたまにケンカもしますが、いつも笑い声が絶えません。
印を組んで
この日は忍者修行において、とても大切な事を伝授してもらいました。
どう渡ればいいのか…。
上の子が小さい子をサポートして進んでいます。
そして「技」と「勇気」を持って進みます！
座布団を使い最後のゴールの場所まで辿りつけるか！
ゴールでは鬼のような侍が待ち受けていました！
最後は忍者、伊与久先生との真剣勝負！
手裏剣や仕込み刀、まきびしなど忍者が使っていた道具を触らせてくれました。
これは棒手裏剣の投げ方の伝授。
ハシを使い、みんな投げ方のコツを掴みました！
そして野外では手裏剣の本格指導！
鉄で出来た本物と同じ重さの手裏剣。
みんな気合いが入ります！
この日は着くなり早々、2階の人に気付かれないよう足音をたてずに階段を登る修行。
どうすれば足音が出ないか、みな真剣です。
正座からジャンプし、サッとたちあがる技。
何よりも、中心軸が大事。
護身術の伝授。
いきなり腕をつかまれたとき、どうすれば交わせるか。
受け身の練習。
刀の所作。
この日は、真剣と同じ重さの模擬刀で指導。
小さな子は刀を持ち上げるだけでも一苦労。
頭にミカンを乗せ身体の中心軸を整えます。
斜面の駆け上がり。
そして降りる。
最後は忍者の作法で挨拶。