4月28日(土)にオープンスクールの開催が決まりました!
フィールドワーク <お花見へ>
フィールドワークの今日は、この時期ならではのお花見へ。
お弁当の中に花びらが入るたびに、わぁ〜と歓声が!
念願通り、花散る桜の木の下でお弁当を堪能できました。
2018年度がスタートしました!
八ヶ岳まあるい学校の2018年度がスタートしました!
ボルダリングワーク 〜岩場へ〜
横山ジャンボさん、ちひろさんによるボルダリングワークもいよいよ野外の岩場へ!
ボルダリングとはそもそも「ボルダー」=「巨岩」を登ること。
そこには、室内ジムとはまた違った醍醐味があります。
お弁当の後、ジャンボさんたちが開拓した本物の岩場にチャレンジです!
危険が伴うワークなので、まずはしっかりと説明と注意事項を聞きます。
最初は簡単なコースに挑戦!始めは悪戦苦闘していましたが、徐々にコツをつかみスイスイと登っていきます。
どこに手をかけ、どこに足を置けばいいのか…。
力だけでは登れない、頭脳プレーが必要となります。
5歳の男の子も必死に考え、チャレンジします。
なんとか登りきりました!
ジャンボさんから、登れた子は次は片手で登ってみよう!と課題が。
それを聞いて「えっ!」と驚きましたが、みんな徐々にクリアーしていきます。
そして更なる課題は、両手を使わずに!
ジャンボさんのお手本はサーカスのようです。
何度かトライして、上級生は手放しでも登れるようになりました!
簡単な岩場から、少し難易度の高い岩でのトライ。
今度は角度があるので、登り始めが難しい岩場です。
何度かチャレンジしましたが、ここは誰も登ることができませんでした。
この岩の登り方を教えてくれたジャンボさんは、簡単に登りきってしまいます。
子どもたちはその姿に、お〜っと拍手!
もう少し簡単に登れそうな次の岩場に移動です。
まずは岩の特長をよく見ることと、ちひろさんからのアドバイス。
どのコースが登りやすいかを考えながらトライします。
子どもたちは何度も何度もチャレンジします!
みんな奥の深いボルダリングの世界にとり憑かれたようです。
この日も時間ギリギリまで、何度も登り続けていました。
<野外ボルダリング2回目>
まずは前回トライした岩場でウォーミングアップ!
みんな岩の特長を思い出し、次々と登ります。
悪戦苦闘していた岩場も難なくクリアー。
まるで猿のようにスイスイ登ります!
この日も徐々に難しい岩場にチャレンジしていきました。
そして最後にトライした岩場は、5mクラスの垂直の壁。
まずはどこに手をかけ足を置くか…、頭の中でシュミレーションします。
この難易度の高い岩を、果たして何人の子が登りきれるのか!
手と足に力が入り、真剣勝負。
この垂直の壁はかなり難易度が高く、みな悪戦苦闘。
何回かのトライで最初にクリアーしたのはスタッフのルイ(18歳)。
そしてなんとか2人目に15歳男子がクリアー。
時間も押し迫り、今回は2人だけかと思っていたところ、8歳男子が再挑戦。
おー!あと少し…、頑張れ〜!!
子どもたち、スタッフからも声援が湧き起こります。
そして、なんと、3人目のクリアー!
それに触発された10歳男子も再チャレンジ!
ついに登りきり、4人目のクリアーに拍手が湧き起こりました。
今回も、登れた達成感、登れなかった悔しさをそれぞれ味わいながら、次回のワークがどう展開するのか楽しみです。
ボルダリングの後、少し時間があったので近くの吐竜の滝へ。
心地よい疲れが、美しい滝と新緑に癒されるひとときでした。
冬から春へのアーカイブ記録
ライフラインの無い「くるみの森」での初キャンプに向けてのコンポストトイレ作り。
まずは竹の伐採から。
時間はかかりましたが、見事伐採!!
トイレの図面を見ながら長さを確認しカット。
地面に刺す部分は斜めにカット。
柱を立ち上げます。
スコップでトイレの穴掘り!
ジグソーでのカット。
完成したコンポストトイレにまたがり、床の強度をチェック。
用を足したら上からもみ殻をかける方式です。
畳表を再利用し、外観は縄文式に仕上げました。
「くるみの森」初のサバイバルキャンプ。
日常から少しかけ離れ、水道もガスも電気もない暮らしを体験!
昼食はみんなのリクエストで手作りピザ。
スタッフシンゴお手製のおなじみのドラム缶ピザ釜!
温度を上げ、次々に焼いて行きます。
自分で作ったピザは格別!
残ったピザ生地を竹に巻いて遊ぼうパン!
生地をこね、ほうとう麺作り。
こねた生地を平な棒状に伸ばしていきます。
完成した長〜いほうとう麺を鍋の中へ。
学校での手作り味噌で煮込んだほうとうは、あっという間に完食。
食後の後片付け。
少ない貴重な水を上手に使い洗います。
3月とはいえ夜は気温が零下となりましたが、みな何とかゲルの中でしのげました。
キャンプの体験もあり、子どもたちの提案で始まった自炊デー。
お米と野菜を持ち寄り、自分たちでお昼を調理します。
少ない水で如何に米を研ぐか考えます。
お手製かまどでのご飯炊き。
まずは火を起こすところから。
こちらは竹でのご飯炊きに初チャレンジ。
ふっくら美味しいお米が炊けました。
かすかに竹の香りがついていて味も最高!
おかずは自分たちで育て収穫した大豆で、大豆ナゲット。
ナゲットを丸める子、ロケットストーブで焼く子。
それぞれ担当が決まり、手際よくお料理が進みます。
自分で作ったウッドガスストーブでのご飯炊き。
炊き上がりを見て、お〜と歓声が上がります!
ウッドガスストーブ、かまど、竹筒、飯盒、ロケットストーブ、どれもみんな美味しく炊き上がりました!
気温も上がり、森も新緑の季節を迎えました。
日々森の中で遊んでいる子どもたち。
いつもは楽しい森ですが、森には危険なことも沢山あります。
この日は森林インストラクターの経験を持つ、スタッフじゅんちゃんに
森の中の危険な植物について学びました。
その代表格と言えるのがウルシ。
どんな形の葉っぱなのか…じゅんちゃんがみんなに絵を書いて説明してくれました。
葉は交互に生えているのではなく左右に並んで生えている。
そして茎が赤いのが特徴だそうです。
森に入りどれがウルシなのか、それぞれ自分で見つけ確認します。
発見したウルシをみんなで観察。
触るとかぶれますが、敏感な子は横を通るだけでもかぶれてしまうこともあるので気をつけましょう!
ちなみにじゅんちゃんはウルシに強く、触っても大丈夫とのこと!
ウルシの他、マムシグサ、ヌルデ、ツタウルシの特徴などを学びました。
これは枯れた松に生えるキノコで、近づくといい香りがします。
でもこの松の木は枯れているので、上から枯れ枝が落ちてくることがあるので、特に風の強い日は要注意とのことです。
森での学びは奥が深いですね。
秋から冬へのアーカイブ記録
日々の活動が毎日エキサイティング過ぎて、なかなかタイムリーな活動報告が出来ないのですが、昨年の秋から冬への写真をダイジェストで記録させて頂きます。
くるみの森の、まあるい学校看板作り。
飾りに木の実をつけたり、次々アイディアが!
子どもたちがみつけた秘密の場所。黄色の世界。
収穫した大豆の脱穀。
干し柿作り。
森の中で自然発生的に始まった、秘密基地作り。
枯れ枝を拾い集め、それぞれ自分の家を作ってます。
次々に森のアートが出現!
こちらは屋根にカヤをかけています。
完成したマイルーム。
湧き水の水を引き、池作り。
ゲルのストーブで暖をとる子どもたち。
寒い日は焚火。焚火の中では焼き芋、焼きもち、焼きリンゴ、焼きミカン。
氷の川を渡り歩きます。
天然スケート!
待望の雪!
雪の多い日、みんなで協力して作ったカマクラ。
初めて冬を越した、くるみの森での思い出です。
春を味わう
くるみの森のフリーディ。
気温も上がって来て、ゲルの周りにも緑色の野草達が顔をのぞかせて来ました。
子どもたちからの発案で、野草を採って食べようという流れに!
どんな野草が食べれるのか…?
他にも知らない野草がたくさんあるので、野草図鑑で調べながら摘むことに。
大好きなノビルを発見!
うす紫色の花の野草、図鑑で調べるとカキドオシという野草。
食べれるとのことで採取。
こちらは山菜の王道たらの芽!
有り難くいただきます!
川の向こう岸に野草の宝庫を発見!
どれが食べれるのか…みんな必死で探します。
ここにあるギシギシの若芽は、美味しいとのこと。
毒草のトリカブトに似てる草を発見!
花が咲いてなく葉だけでは判断できないので、時間をかけて観察することに。
各自採ってきた野草を広げ、同じ種類に分類。
ノカンゾウ、ヨモギ、タラの芽、ノビル、タンポポの花、ツクシ、シロツメクサ、カキドウシ、ハコベ、ミツバ等々、10種類以上の野草を摘む事が出来ました。
早速天ぷらにして食します。
お料理が大好きな9歳男子が揚げ係をしたいと立候補!
カリッと美味しそうに揚がっています!
出来立てアツアツの天ぷらをパクリ!
感想は…、美味しすぎる〜。
5歳男子も揚げ係をやりたいと。
出来立ての野草の天ぷらを次から次へと食する子どもたち。
沢山あった野草もあっという間に消えていきます。
帰りの会では、毎週野草の天ぷらをしよう!という意見も。
今年も美味しい春の味覚を有り難くいただきました。