4月のアーカイブ記録から

ゴールデンウイークも終わり、5月のまあるい学校もスタートしました。

先月4月もなかなかブログUP出来ませんでしたが、ワークの中から幾つか抜粋してブログに記録させて頂きます。

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2018年の新年度が始まり、子供たちは久しぶりの「くるみの森」で大はしゃぎ!
早速木登りで盛り上がっておりました。
それにしてもかなりの高さまで登るので、スタッフはヒヤヒヤです。
 
<たわらゆうこさんのアートワーク>

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第22回目のアートワーク。
この日は、タイの桑の木の繊維でできた手すき紙に自由に絵を描くワーク。
キリ吹きで水彩絵の具をボカしながらその上にクレヨンで描くという技法。

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みな自由な発想で、無尽蔵に描いております。

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湧き上がる子供たちの想像力を、そのまま受け止め、そして引き出してくれるゆうこさんのワークは、毎回マジックの様で圧巻です!

 
<いっちゃんのホウキ作りワーク>

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ホウキ草でマイホウキを作ろう!という、いっちゃんのワーク。

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自分で好きな大きさ、長さのホウキ草を選び、麻ひもで縛っていきます。

力が必要なところは大人がサポート。

子供たちも改めて、ホウキがホウキ草で出来ていることを実感しました。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20180508081324j:plainそれぞれに個性豊かなホウキたちの完成!

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20180507212340j:plain最後は特訓の末、マイホウキに乗って元気に飛び立って行きましたとさ。

 

<伊与久大吾さんの忍者修行>

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20180507212454j:plain忍者の末裔、伊与久先生からの直伝で学ぶ大人気の忍者修行。

礼に始まり礼に終わる、普段は自由奔放なまあるい学校では貴重なワークです。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20180507212521j:plain先生が投げてくるボールを避けながら手裏剣を投げる稽古。

これは子供たちも大盛り上がりでした!

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20180507212549j:plain受け身の稽古。

いざという時に、頭を守りながら回転する大切な受け身です。

日々の生活の中でも役立つ、様々な技を忍者修行で体得させて頂いております。

 

<シルクの里・陶芸ワーク>

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20180507212645j:plain前回、絵付けの体験をしたシルクの里フレンドリー工房。

今度は絵付けだけではなく、自分で土から器を作りたいとの要望で、陶芸ワークを行いました。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20180507212715j:plain真剣に土と向き合います。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20180507212729j:plain細部の仕上げにも慎重です。

次回は作った器に釉薬をかける作業となります。

 

<小松隆史さんの縄文ワーク>

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20180508201853j:plain長野県の井戸尻考古館館長の小松さんのご指導で行われている縄文ワーク。

この日は先のブログにも掲載した、子供たちが森で発掘した不思議な石の検証のため、お忙しい中を学校のメインフィールド「くるみの森」に足を運んでくれました。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20180509184215j:plainまずは子供たちが掘った穴の調査。

表面の黒い土は落ち葉などが土になった層で、その下40センチ程が縄文時代からの層。

その下の赤い土の層は、もう縄文時代より古い層になるんだよ…。

自分たちが掘った穴の解説を真剣に聞く子供たち。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20180509190711j:plainそして例の石。

バラバラな石を子供たちも3〜4個は組み合わせられたのですが、小松さんがちょっと手を貸してくれると、みるみるうちに子供たちは石のパズルを組み上げて行きました。

小松さんも、こんな割れ方をする石は見た事ないな〜と不思議がっておりました。

しかし検証の結果、これは縄文の遺物では無いとの事。

子供たちはガッカリしておりましたが、この辺りの地域では自然石を神様として祀ることもあるので、もしかするとその様な使われ方をしていたかも…?、という余韻を残してくれました。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20180509190731j:plainそして、今回小松さんが見せてくれた、くるみの森周辺の縄文中期の遺跡マップ。

見ると、くるみの森の周辺は縄文の遺跡だらけ!

みんな目を輝かせ、ワァ〜と声を上げていました。

子供たちの縄文への好奇心に、拍車がかかりました。

今回の一件を機に、縄文ワークもまた新たな展開が始まりそうです。

 

 

 

 

 

オープンスクールを開催しました!

新年度初のオープンスクール。

この日は子供たち11人、大人が9人、総勢20人での開催となりました。

今年のオープンスクールのテーマは「子供も大人も一緒に楽しみながら、秘密の遊び場を造ろう!」という企画。

アーティストのイッチャンの先達で、この日のワークが始まりました。

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子供たちが一年ほど遊んだロープジャングルジム。

まずはここに新たな遊び場を造る流れに。

ロープジャングルジムを名残惜しみながら遊ぶ子供たちと、レーザー測量機で水平のポイントを計るイッチャン。

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森から木を切り出します。

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柱となる木の切り出し。

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木の皮むき作業。

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白い木肌が現れます。

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森から切り出した横木を、シュロ縄で固定して行きます。

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徐々に形が現れます。

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ツリーデッキの空間が見えて来ました。

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そして床板を乗せ、デッキの完成!

子供たちも大興奮。

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わずか4時間ほどで、ここまで完成!

人海戦術の賜物です。

このデッキをベースに、空中回廊、アスレチック、ツリーハウスへと展開するとのこと。

今月のオープンスクールでの、さらなる展開が楽しみです!

 

 

 

森での発掘!

まあるい学校の子供たちは、とにかく穴掘りが大好きです!

この日も森の中で穴掘り作業。

多分、地中への好奇心なのかなとスタッフは思っておるのですが…。

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この日の穴掘りでは、何やら子供たちが興奮しておりました。

やたらと三角形の石が沢山出てくるとのこと。

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確かに三角形。

みな、おにぎり石だ〜と大興奮。

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次々に出てくる三角形の石。

そして次に、まあるいお皿のような石が…。

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この日の作業はここで終わりました。

でも翌日、子供たちは直ぐに発掘現場に行き作業続行!

そして、さらなる大きな石が!

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そして昨日掘り出した石と並べてみます。

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ここからはジグソウパズル。

試行錯誤で石を合わせると、丸い皿の石と大きな石が見事に合わさりました。

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他のかけらも合わさりそうな予感。

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果たしてこの石は何なのか…?

おまじないの石だよ!

縄文の石だよ!

神さまの石なんじゃない?

子供たちの間で色んな思いが湧きあがります。

そして最後の結論で、これは縄文ワークの小松さんに見てもらうしかない!

との結論に達しました。

単なる自然石なのか、まさかの遺物なのか分かりませんが、子供たちの探究心には果てしないものがあります。

 

 

八ヶ岳まあるい学校 オープンスクール開催!

4月28日(土)にオープンスクールの開催が決まりました!

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学校のメインフィールド「くるみの森」にてオープンスクールを開催致します。
八ヶ岳まあるい学校にご興味がある方は、この機会に是非ご参加ください。
この日は木工ワークのイッチャンこと、ニノミヤイチロウさんも来られ
これからプロジェクト展開する秘密基地造りやツリーハウス造りの準備も始めます。
大人も子供も一緒に楽しみましょう!
 
日時:4月28日(土)11:00〜15:30
場所:山梨県北杜市大泉町西井出「くるみの森」
     *場所のアクセスは参加者に直接ご連絡いたします。
参加費:小学生以上 ¥1,000/年少〜年長 ¥500(但し保護者同伴)*保護者は無料
    大人のみの参加 ¥1,000
定員:10名程
予約:保護者のお名前、住所、携帯番号、子供の名前・年齢をご連絡下さい。
   *後ほどアクセスと詳細をお送りします。
メール:sasakiwooji★gmail.com ★印を@に変えてお送り下さい。
 
★安全面には極力対処しますが基本は自己責任でのご参加をご了承願います。(保険加入していません)
 
ご不明点はお問い合わせください。

フィールドワーク <お花見へ>

フィールドワークの今日は、この時期ならではのお花見へ。

今年は満開の桜ではなく、散り際の桜が見たいということで今日の日に。
学校の敷地から歩いて30分、谷戸城跡に出かけました。

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お弁当の中に花びらが入るたびに、わぁ〜と歓声が!

念願通り、花散る桜の木の下でお弁当を堪能できました。

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2018年度がスタートしました!

八ヶ岳まあるい学校の2018年度がスタートしました!

ブログ更新が滞っていましたが、新学期からまた少しずつUPします。
本オープンから3年目のまあるい学校。
新たなメンバーも加わり、その記念に果樹の植樹祭を行ないました。

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活動のメインフィールド「くるみの森」に種類の違う3本のスモモの苗木を植えました。

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穴掘りが得意な学校の子どもたちは、あっというまに3つの穴を掘り準備完了!

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子どもたちから、栄養のある土を入れた方がいいんじゃない?という提案があり、学校のコンポストトイレで出来た土を入れることに。

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スモモが実るのは何年後か分かりませんが、子どもたちの成長と共に大きな楽しみが増えました。
 
八ヶ岳まあるい学校は随時体験入学を募集しております。
 またスタッフ、ボランティアスタッフも募集中です。
 詳しくはFacebookページをご覧下さい。

ボルダリングワーク 〜岩場へ〜

横山ジャンボさん、ちひろさんによるボルダリングワークもいよいよ野外の岩場へ!

ボルダリングとはそもそも「ボルダー」=「巨岩」を登ること。

そこには、室内ジムとはまた違った醍醐味があります。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707225224j:plainお弁当の後、ジャンボさんたちが開拓した本物の岩場にチャレンジです!

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707225154j:plain危険が伴うワークなので、まずはしっかりと説明と注意事項を聞きます。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223551j:plain最初は簡単なコースに挑戦!f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707225236j:plain始めは悪戦苦闘していましたが、徐々にコツをつかみスイスイと登っていきます。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707225258j:plainどこに手をかけ、どこに足を置けばいいのか…。

力だけでは登れない、頭脳プレーが必要となります。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707225449j:plain5歳の男の子も必死に考え、チャレンジします。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707225526j:plainなんとか登りきりました!

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223521j:plainジャンボさんから、登れた子は次は片手で登ってみよう!と課題が。

それを聞いて「えっ!」と驚きましたが、みんな徐々にクリアーしていきます。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223607j:plainそして更なる課題は、両手を使わずに!

ジャンボさんのお手本はサーカスのようです。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223538j:plain何度かトライして、上級生は手放しでも登れるようになりました!

簡単な岩場から、少し難易度の高い岩でのトライ。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223648j:plain今度は角度があるので、登り始めが難しい岩場です。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223634j:plain何度かチャレンジしましたが、ここは誰も登ることができませんでした。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223703j:plainこの岩の登り方を教えてくれたジャンボさんは、簡単に登りきってしまいます。

子どもたちはその姿に、お〜っと拍手!

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223729j:plainもう少し簡単に登れそうな次の岩場に移動です。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223715j:plainまずは岩の特長をよく見ることと、ちひろさんからのアドバイス

どのコースが登りやすいかを考えながらトライします。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223743j:plain子どもたちは何度も何度もチャレンジします!

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f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223811j:plainみんな奥の深いボルダリングの世界にとり憑かれたようです。

この日も時間ギリギリまで、何度も登り続けていました。

 

<野外ボルダリング2回目>

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223824j:plainまずは前回トライした岩場でウォーミングアップ!

みんな岩の特長を思い出し、次々と登ります。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223838j:plain悪戦苦闘していた岩場も難なくクリアー。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223850j:plainまるで猿のようにスイスイ登ります!

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f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223901j:plainこの日も徐々に難しい岩場にチャレンジしていきました。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223915j:plainそして最後にトライした岩場は、5mクラスの垂直の壁。

まずはどこに手をかけ足を置くか…、頭の中でシュミレーションします。

この難易度の高い岩を、果たして何人の子が登りきれるのか!

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707233251j:plain手と足に力が入り、真剣勝負。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707232817j:plainこの垂直の壁はかなり難易度が高く、みな悪戦苦闘。

何回かのトライで最初にクリアーしたのはスタッフのルイ(18歳)。

そしてなんとか2人目に15歳男子がクリアー。

時間も押し迫り、今回は2人だけかと思っていたところ、8歳男子が再挑戦。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223927j:plainおー!あと少し…、頑張れ〜!!

子どもたち、スタッフからも声援が湧き起こります。

そして、なんと、3人目のクリアー!

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223939j:plainそれに触発された10歳男子も再チャレンジ!

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707223954j:plainついに登りきり、4人目のクリアーに拍手が湧き起こりました。

今回も、登れた達成感、登れなかった悔しさをそれぞれ味わいながら、次回のワークがどう展開するのか楽しみです。

f:id:yatsugatakemaaruigakkou:20170707224008j:plainボルダリングの後、少し時間があったので近くの吐竜の滝へ。

心地よい疲れが、美しい滝と新緑に癒されるひとときでした。