10月2日の初開校「ドゥドゥーの森」には、10名の子供たちが参加してくれました。
この「ドゥドゥーの森」とう名前は、この場を提供してくれた米村さんご一家で考えてくれた名前です。
その意味は…? と聞いてみると、一番末っ子5歳の男の子が可愛がっているナマケモノのぬいぐるみの名前だそうです。
夢のある名前ですね!
3つ目の八ヶ岳まあるい学校のフィールドとして、これからよろしくお願いします。
ドゥドゥーの森の家はご家族によるセルフビルドの家で、ガスも水道もありません。
日常に使う水は雨水を溜め、火は薪でまかなっています。
水道やガスに頼らない暮らしは、これからの生き方として大きな学びとなります。
米村家11歳男子と10歳女子の案内で早速、森探検に出発!
20分ほど歩き、目的地のブランコに到着。
他の家のブランコでしたが、聞くとちゃんと許可をもらっているとのことで一安心。
ふと見上げると、7歳の女の子がスルスルと木に登って行きます。
あっという間に6〜7m位まで登ったので、慌てて真下に飛んで行きました!
「だいじょ〜ぶ〜」と聞くと「だいじょ〜ぶ〜」と…。
またスルスルと降りて来て、10mまで登ったことがあるから全然平気よ…と。
それにしてもすごい特技です。
森から戻るとドゥドゥーの森の主、海さんが仕込んだパンが!
パンに切れ目を入れています。
なかなかの手つきです。
こちらも手作りの土釜の中へ、1つ1つ丁寧に入れていきます。
パンが焼き上がるまで、森の中でお昼ごはん!
見上げると、気持ちのいい秋空が広がっています。
こんがり、ふっくらパンが焼き上がりました。
石釜で焼いたパンと焼き芋。
美味しそう!
海さんの木工指導!
さぁ、何ができるのか?
子供たちも慣れた手つきで鉄鎚を使い、あっという間に完成しました。
仕上げは海さん。
これはキッチンに取り付け、鍋やフライパンをかける物だそうです。
薪を運ぶ台車で、代わる代わる斜面を駆け下ります。
さぁ、次は何が始まるのか!
子供たちの期待が高まります。
樹齢100年以上の大きな丸太。
今日はこの大木を製材します。
まずは製材マシーンに入らない邪魔な部分を切り落とします。
爆音と共に切りくずが飛び散ります。
凄い迫力です!
大木が見る見るうちにスライスされて行きます。
美しい木目の切り口です。
窓からワイワイと作業を見る子供たち。
こんな体験、なかなか出来ない事です。
「ドゥドゥーの森」ならではの素敵な一日となりました。
また次の開校が楽しみです。
あれっ! 変な奴がひとり…。