ライフラインの無い「くるみの森」での初キャンプに向けてのコンポストトイレ作り。
まずは竹の伐採から。
時間はかかりましたが、見事伐採!!
トイレの図面を見ながら長さを確認しカット。
地面に刺す部分は斜めにカット。
柱を立ち上げます。
スコップでトイレの穴掘り!
ジグソーでのカット。
完成したコンポストトイレにまたがり、床の強度をチェック。
用を足したら上からもみ殻をかける方式です。
畳表を再利用し、外観は縄文式に仕上げました。
「くるみの森」初のサバイバルキャンプ。
日常から少しかけ離れ、水道もガスも電気もない暮らしを体験!
昼食はみんなのリクエストで手作りピザ。
スタッフシンゴお手製のおなじみのドラム缶ピザ釜!
温度を上げ、次々に焼いて行きます。
自分で作ったピザは格別!
残ったピザ生地を竹に巻いて遊ぼうパン!
生地をこね、ほうとう麺作り。
こねた生地を平な棒状に伸ばしていきます。
完成した長〜いほうとう麺を鍋の中へ。
学校での手作り味噌で煮込んだほうとうは、あっという間に完食。
食後の後片付け。
少ない貴重な水を上手に使い洗います。
3月とはいえ夜は気温が零下となりましたが、みな何とかゲルの中でしのげました。
キャンプの体験もあり、子どもたちの提案で始まった自炊デー。
お米と野菜を持ち寄り、自分たちでお昼を調理します。
少ない水で如何に米を研ぐか考えます。
お手製かまどでのご飯炊き。
まずは火を起こすところから。
こちらは竹でのご飯炊きに初チャレンジ。
ふっくら美味しいお米が炊けました。
かすかに竹の香りがついていて味も最高!
おかずは自分たちで育て収穫した大豆で、大豆ナゲット。
ナゲットを丸める子、ロケットストーブで焼く子。
それぞれ担当が決まり、手際よくお料理が進みます。
自分で作ったウッドガスストーブでのご飯炊き。
炊き上がりを見て、お〜と歓声が上がります!
ウッドガスストーブ、かまど、竹筒、飯盒、ロケットストーブ、どれもみんな美味しく炊き上がりました!
気温も上がり、森も新緑の季節を迎えました。
日々森の中で遊んでいる子どもたち。
いつもは楽しい森ですが、森には危険なことも沢山あります。
この日は森林インストラクターの経験を持つ、スタッフじゅんちゃんに
森の中の危険な植物について学びました。
その代表格と言えるのがウルシ。
どんな形の葉っぱなのか…じゅんちゃんがみんなに絵を書いて説明してくれました。
葉は交互に生えているのではなく左右に並んで生えている。
そして茎が赤いのが特徴だそうです。
森に入りどれがウルシなのか、それぞれ自分で見つけ確認します。
発見したウルシをみんなで観察。
触るとかぶれますが、敏感な子は横を通るだけでもかぶれてしまうこともあるので気をつけましょう!
ちなみにじゅんちゃんはウルシに強く、触っても大丈夫とのこと!
ウルシの他、マムシグサ、ヌルデ、ツタウルシの特徴などを学びました。
これは枯れた松に生えるキノコで、近づくといい香りがします。
でもこの松の木は枯れているので、上から枯れ枝が落ちてくることがあるので、特に風の強い日は要注意とのことです。
森での学びは奥が深いですね。