春休み開けの初日。
いよいよ八ヶ岳まあるい学校も、新年度を迎え新たなオープンとなりました。
初日は珍しく雨。
ベルテントの中で最初の朝の会が始まりました。
雨だね〜。みんな、今日は何しようか〜。
自然とそれぞれやりたいことを見つけ、手を動かしています。
5歳女の子は袋作。針と糸を使ってチクチク縫い物が始まりました。
4歳児のお母さんがお手伝いしてくれています。
折り紙がしたいという8歳女の子と2歳男の子。
いつもお母さんと一緒に折り紙をする2歳の子が、今回は初めて1人で挑戦。
カニを折っています。
細かくて難しそうですが、器用に折っています。
この日のワークスタッフ、ゆうちゃんが持って来てくれたモンテッソーリの教材。
うまく丸の箇所にシールが貼れるかな?
4歳男の子が折り紙に絵を描いています。
それは何?と聞くと、地球の中「マントル」だそうです!
シンゴと一緒に手裏剣作り。
最初は折り紙で作っていた手裏剣が、最後にはこんなに大きな手裏剣に!
午後から、ゆうちゃんの種ワークvol.2が始まりました。
前回の種の分類からの第2回目、この種を蒔いたらどうなるか?
ゆうちゃんの問いかけが始まります。
この種を水でぬらした脱脂綿の上に蒔くとどうなるでしょうか…?
(ア)1〜2種類だけ芽がでる!
(イ)もっとたくさんの種類の芽がでる!
(ウ)でてこない!
一番多かった意見は「たくさんの芽がでる」でした。
中には芽がでてこない、という意見も…。
どうして?と聞くと、薬で出なくしてある…などの意見も出ました。
種から芽や根がでることをなんというでしょう? 知ってる子いるかな?
それを「発芽」といいます。
では、その芽や根は、どちらが先に出てくるでしょう?
芽が先? 根が先?…。それとも一緒にでるのかな?
種によって違う?
子供たちもゆうちゃんの質問にそれぞれ考え、意見が飛び交います。
では実験してみましょう!
水をふくませた脱脂綿に、前回分類した種を並べていきます。
みんなそれぞれ違う種類の種を選び、パックの中へ並べラップをかけます。
後はどういうふうに変化するのか…。毎日観察です。
最後にゆうちゃんが、野菜や植物がどのように種から育ち、また種が出来るのかを、分かりやすく説明している絵本を読んでくれました。
これから始まる学校の畑作業に繋がる、貴重なワークとなりました。
★その後
翌日から種の先端が白くふくらみ始め、2日後には根が先に出たのを子供が発見!
写真は3日目の様子。
そして6日目。
全ての種類の種が発芽し、成長しています!