最初に、あきさんから自己紹介。
そして、糸かけとはどのようなものか説明してくださいました。
シュタイナー教育では、小学生で素数を学ぶときにこの糸かけを使って学ぶそうです。
「素数」とは、その数と1でしか割れない数で、2, 3, 5, 7, 11, 13, 17, 19, 23, 29, 31・・・・・・と続き、この「素数」は、無限大に存在します。
今回は子供のために小さな板を使い、釘は32本打ちます。
トントントントンと鉄鎚を使って板に釘を打ち付けていきます!
小さな子供たちは、お母さんと一緒に参加。
鉄鎚ではなく石打ちです。
釘が打ち終わった後、あきさんが糸の掛け方を説明してくれました。
最初に始まりとなる釘を決めてもらい、右利きの人は右回りでそれぞれやりやすい方向へ進んで糸をかけていきます。
何十種類の様々な色の糸を、その都度、直感で選びかけていきます。
今回は板のサイズが小さいこともあり、素数では糸をかける数が少ないので、奇数で糸をかけていくことになりました。
始めは15から、次は13.11.9.7.5.3…。
その数字も序々に小さくしていかなくても、自分の直感でそのとき選びたい数をかけてもよいそうです。
みんな数を間違えないよう…真剣に取り組んでいます。
少しづつ綺麗な曼荼羅になってきました!
数を意識して、糸をかけていく…。 単純な作業の中に何か深いものを感じました。
出来上がった作品を並べると、子供たちそれぞれの個性がみえてきます。
そこには素数が無限大に広がっていく、宇宙そのもの。
同じものは1つとない…どの作品も美しいです!
今回もとても貴重な体験をさせていただきました。
あきさん、本当にありがとうございました。
次回もまた大きな作品へとチャレンジさせていただけたらと思います。